足ふき
足ふき
師走ですね。
あっという間に年末ですよね。
寒くなりましたね
うちのボクちゃん、もうじき2歳です。
見返り美人っすか?!
今日は、「足ふき」について。
散歩後、家に上げるときの足ふきが、今年の課題の一つでもありました。
2009年
生後5ヶ月頃から10か月ごろの秋までは、シャンプーをした後以外は昼夜とも外犬としての生活が長かった ごうです
夫の許可が出た晩秋より、夜間は家に上げるようになりました。
2010年の今
夜間に加え、昼間もその日の天候や飼い主の在宅状況、ごうの様子次第では屋内生活があります
季候が良くて外が爽やかだと外です
そんなこんなで、こまめな『足ふき』が課題になりました
しばらくは『足を拭く』事に必死だった飼い主です
仰向け抱っこをしたり、夫が抱いているときに大急ぎで私が拭いたりしていました
そんな時のごうは、されるがまま。
この姿をみて「これでいいんかなぁ・・・」と、もやもやし始めたのです。
そこで、今年(2010年)の春前から練習が始まりました。
頑張ってみたぞ
1 おやつをあげながら、食べている最中に「お利口〜♪」と声をかけつつ拭く
この段階が随分続きました。
最初は、おやつの食べ方も興奮気味でした。これでいいんかなぁ、なんて思いながらも「慣れる」ことにポイントを置きました。
2 しめったバスタオルの上を歩く
おやつをあげながら・・・に疲れてきた私。^^;
手抜きを思いつきました。
要は、「ごうを精神的受け身状態にせず、足を綺麗にすること」 上がり口に水洗いしたバスタオルを敷き、その上を歩かせました。
マグネット(鼻先におやつを差し出し、磁石のように引きつける)の応用です。
これで、かなり綺麗になりました。
しかし、次第に濡れたタオルを嫌い始めました。 ^^;
ごめんっちょ。
3 『お手』『お変わり』の練習
お手とお変わりの練習をしながらついでに、ささっと拭きました。
どうも、前足に触られるのが苦手なようなのでこの感覚に慣れることが目的です。
『ごう、お手♪』 『そう。お利口。』で、おやつ。の繰り返しです。
しかし!!
後ろ足で「お手やおかわり」はできないのね ^^;
4 夫のパターン〜保定〜採用
夫は、おやつをあげながらというのが、今ひとつ納得がいかない様子でした。それに、興奮気味に食べるごうの姿にとまどっていたようです。
あるとき、前足は「そうね〜。お利口」なんて良いながら、チャッチャと拭き、後ろ足は夫の両足にどうを挟み拭いていたんです。
んっま〜〜。なんて思いながら見ていたけど、意外や意外!落ち着いた顔をして拭かせていました。
ごうの表情が、普通なんです。拒んでいませんでした。
「お母ちゃん、ボクねお父ちゃんにアンヨ拭いてもらいようんよ。後でごはん頂戴ね♪」とでも言っているのかと感じさせるような表情で、部屋の中で待っている私を見ていました。
これか!!
褒めつつもサッサと事をなす!
ハーネスに引き続き、また夫に教えられた。
5 2010年10月初旬頃
前足は、以前「私は社会化のドッグトレーナー」の動画で紹介された方法をとっています。そっと前足の関節部分に手を添えると、力を抜いて足を貸してくれます。
後ろ足は、左腕で胴をガシっと絞めて「そうだよ〜。おりこうね。頑張ろう」と声をかけながらです。
すると、嫌がることなくさせてくれます。
前足が終わって、ごう、お利口♪で、ごほうび♪
後ろ足が終わって、ごう、お利口♪で、ごほうび♪
そして、サッシから家に上げて、ごう、お利口♪で、ごほうび♪
この、強化のパターンを継続中しました。
そのうち、フェードアウトもできると期待して。
6 2010年12月現在
5の強化のパターンはフェードアウトしました!
今は、「ごう、アンヨきれいきれいね♪」と言って、普通に拭いて「そうそう♪」これで、後足まで一気に行きます。
ただし、後足はまだまだ苦手のようなので、両足で保定することが多いです。
全部完了したら、「ヨシ!」で、家の中へ。
そして、ごうはお座りをしてご褒美を待っています(笑)。
今の段階になるまでけっこうな時間がかかりました。
でもね、でもね。
これが、ごうとの暮らしのありようなんだって思います。
一気にできるよりも、あ〜でもない、こ〜でもない。お♪うまく行きそう♪
「ボク、できた!」
「ごう、そうそう♪」
こんなやり取りが実は、私たちの絆を深めてくれてるんですね。
ク〜ッ!かた〜い
できない事、万々歳!!