ハーネスに慣れるステップ

実は私は女学生♪


チャーリーママのオンラインドッグスクールに晴れて『入学』しました!
そこで、とある課題をいただいて自分なりに整理してみました。

それは、ハーネスが苦手なごうに どう付き合ってきたかということです。
その付き合い方を整理してみたというわけ。
「整理」なんて聞こえはいいんだけれど、ごうの姿を見ながらの手探りの付き合いですので、計画性もなにも有りませんでした。

ちょっと前のごうは、ハーネスを見せると逃げていました。
今は積極的に「つけて〜♪」ではなく、ハーネスを見ると数歩下がって立ち止まるようになったのです。
その過程は・・・

第1段階

 昨年の6月にフリースラインドハーネスを購入し装着を始めました。最初は、されるがまま装着できていたけれど、そのうちに歯をあてようと、し始めました。
 背中に何かが触れるのが苦手なようです。その頃の私は、それでも「チャッチャ」と、装着し褒めておやつをあげていまし!た。
 しかし、たまに夫が装着をすると「お前、痛いやろうが!」「やめんか!」と連発、その後、「おい、コイツは噛もうとするぞ!」といって最後には装着を諦めていました。

 飼い主がハーネスを装着しようとする → ごうが、歯をあてる → 飼い主は、叱って装着をやめる と、なっていました。
 
 歯をあてると自分の思い通りになる。すなわち、ハーネスの装着を止めてくれるお父ちゃんがそこにはいました。

 今思えば、その頃に夫とごうの関係に上手に介入して、歯をあてても無視をしてそのまま「チャッチャ♪」と装着をしてもうまくいくことを見てもらった方が良かったのかもですね。私は、家の中から口先だけで、夫をたしなめていましたもんね ^^;
この頃の記事「ハーネスを嫌がる」
http://d.hatena.ne.jp/gotan/20090804#p1 


第2段階
 おやつをあげながら装着をしました。
 嫌なことなんだけど気を紛らせながら頑張って貰おうという考えで取り組んだはずだけど、いつの間にか「歯をあてさせないために」おやつをあげていたように思います。

 同じことのように感じられるけれど、質的には全く違ったものとなっていたのかもしれません。飼い主の気構えですね。
 私たちは、ごうに歯をあてられることを嫌がっていたし、怖がっていましたね。
 「ごうが、ハーネスに慣れるためにおやつを食べさせながら装着をする」のか
 「飼い主がごうに歯をあてられないためにおやつを・・・」なのか。ですね。


第3段階
 ハーネスを小休止にしました。
 理由は、第2段階の頃装着をすると、腰ぬけ状態のようになっていたごうです。歩き始めても腰が抜けたようでした。気持ち悪かったのでしょうね。
 
 ほら、大好物のクリームチーズを鼻先にだされてもこれです。 ^^;
 時期的にも、ちょうど思春期に差し掛かっていたようです。
 ただでさえ背中に何かが当たるのが苦手だし、しかも、イライラしやすい思春期なので、ハーネス小休止期に入りました。
 この時期に出会った黒柴の珀ママさんと、「ハーネスを装着すべきか、このまま首輪で行くべきか・・・」なんて、二人でモワ〜〜ンとよくお話ししましたっけ(笑)。


第4段階
 とはいえ、やっぱりハーネスが良い!
 それも、フリースラインドハーネスが良い。飼い主も犬も歩きやルイのです。
 昨年の12月辺りから再び練習を始めました。ブログ仲間のコメントがきっかけです。背中を押してもらいました。
 
 おやつをあげながらだけれど、「装着する!」と決心して装着しました。この頃は、ウロウロと逃げられ逃げた先までおいかけ追い込んで装着をしていました。 ^^;



第5段階
 ハーネスに気付くと後ずさったり、部屋の中をウロウロするけれど飼い主はドッシリとかまえました。ごうが、「ハーネス=散歩」と気持ちの整理ができるまで待ったのです。
 観察をしていると、そわそわ落ち着きのない状態から、パタっと立ち止まって「準備できました」とでも言っているような様子になるのです。
 「ごう、お利口♪」で、ちょっと大きめの歯ごたえの良いおやつをあげていましたね。そういえば、ハーネス装着の時には決まってこのビスケット類にしましたね。歯ごたえがあって好んでいました。

 そっか!
 行動を強化したい時のごほうび=強化子は、ごうが大好きなもの。普段はもらえず、その時の特別なもの。かといって高価すぎないもの。ピッタンコだったのかも!! おお。 @@
 ★ナチュラルハーベスト 乳酸菌ビスケット プレーン 200g ★
柔らかいウンチ対策のために与えていたのでした〜♪

第6段階
 現在です。

 ある日、気がついたのです。
 第1段階ではハーネス装着でギャンギャン騒いでいた夫が、いつのまにやら「ごう、おりこうさん。チャッチャ♪」で装着できるようになっていたのです。
 一時期は、もう少しゆっくり気持ちを合わせたらいいのに・・ なんて不満に思っていたけれど、どうも調子が良いのです。

 そこで、私も真似っこ♪
 私も、間をおかずに「ごう、マテ。よし、お利口♪」で装着するとうまくいっています。
 装着中はチャッチャだけど、「よしよし、良く頑張ってる」なんて、励ましていますし、終わったらビスケットは与えています。

 こうして、ハーネスの装着をしています。
 しかし、じつはまだまだ背中にハーネスが当たるのが苦手のようです。「ズワ〜〜〜ン」とするみたい(笑)。 
 彼は、苦手なんだけど我慢して付けてもらって、おやつとお散歩を楽しみにしているのですね。頑張っています。

 ごうとのふれあいタイムでは、皮膚感覚が敏感なことへの対策として、体を撫でたり触ったり握ったりして・・・刺激に慣れさせようと思っています。
 それにね、触ると私もとっても気持ちが落ち着きます♪