一本に二匹

梅雨が明けたなんていわれながらも、今朝も雨のごうちゃん地方でした。
ショートコースで朝の散歩に出かけた私と　ごう。
ウンチポイントその１、その２で2回のウンチを済ませ、スッキリ！
ちょっぴり、カエルさんと遊ばせた後、「ごう　帰ろう〜♪」と、声をかけ道路に目をやると

ノーリードのワンコが一匹。
ご近所に1匹だけ放し飼いの犬がいるので、その子だと思いきや・・・
「ダック！！」
一瞬、何が起きてるのかわからなかった私でした。
ダックはどうやら、脱走中のようでした。
ダック家は今年は初盆のため家の人が忙しく、その間に出てしまったのでしょう。
ごうは、ダックおいちゃんを見つけて大喜び。
小走りに向かいますが、もしも、ダックが慌ててしまうと危ないので、ごうのリードを短くし持ちました。
優しく「ダック〜♪」と呼びかけますが、ダックはまっすぐ前を向いてテクテク。
彼は目も耳も悪くなっています。

ごうと一緒に、ダックの後ろからゆったりついて回り、その間、夫に電話をしリードを持ってきてくれるように頼みました。なんとか、ダックを保護しないと。
しかし、ダックは　ごうを認識すると歩調が速くなり、時折はしゃぐ　ごうに唸っていました。
危ない、危ない、ダック落ち着いて。
雨足は強くなるし・・・
え〜〜〜い！
ごうの　リードの手元部分を首に巻きつけよう！！ひとまず、離れないようにしよう！

「ダック、怖くて慌てたろう、大丈夫よ、よしよし。お父さんのとこ帰ろうね。」と、声をかけながらおやつをあげ、リードを首に結び付けました。怒るかなと思ったけれど、大人しくやらせてくれました。以前、2週間も迷子になり、歩く力もなくなり道路で倒れていたダックです。不安だったのでしょうね。

一本のリードに二匹をつないで、1人と2匹はノロノロ歩き始めました。
「ワシは必死なんよ、はしゃぐな　ごう君」というかのように、時折　唸るダック。
「おいちゃん、大丈夫よ」と、私と一緒にいることで安心感を漂わせている　ごう。
二匹を繋いでいるリードの中央を持って、ダックの家に向かいました。
リヤカーを引いてる感じだった・・・（笑）

途中、夫がリードを持ってきてくれて歩きづらさから開放。

自分の家が近づくと元気になり、敷地の前でごうに　「ガウ〜〜」　（笑）
家では、飼い主さんたちはダックがいなくなったことに気付いておらず、仏様をお迎えする準備に追われていました。

良かったね、ダック♪

ご近所さんと知り合いになるって、大切ですね。

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夕方の散歩。
ダックおいちゃんと会いました。
ダック父さんは初盆客の対応で忙しく、息子さんと一緒でした。
私達夫婦とごうを見つけたダックおいちゃんは、とっても元気に尻尾を振り振り不自由な足を引きずりながら小走りでやってきました。
恒例のおやつタイム♪
朝は心ここにあらずの食べ方だったけど、夕方は「ごう君のお母さんよぉ、ワシもう一口、欲しいんですが・・・」と、食欲満々でした〜♪
ワンコは飼い主さんと一緒のときが一番幸せ♪
良かった良かった　＾＾ｖ