INUとハトとごう

散歩コースのひとつに夫の出身小学校横を通るコースがあります。
夫が卒業した当時の校舎や門扉は影も形もないそうです。

ある日、夫が校庭のスミッコのオブジェを見て
「あれ・・・ これっち俺たちが作ったやつやんか」と呟きました。
それは、夫が級友と作った卒業作品だったのです。
それをいつも見ながら散歩をしています。夫が製作に携わったのは右側の「INU=犬」です。40年前の作品が残っているのは感動ですよね。

そんなこんなの散歩。
ある朝、ハトが群れてやってきていました。
麦の落穂を狙っているのでしょうか。
ごうは その群れに興味津々。
歩いては振り返り、歩いては振り返りです。
ハトは ごうに上手に付き合ってくれ、あっちの田んぼ、こっちの田んぼとつかず離れず移動してくれていました。

はじめのうちは
「ほら、ごう ハトさんが来た!来たぁ♪」なんて、話しかけながらハトの群れに夢中になっている ごうの様子に喜んでいた私たちですが・・・
「いったい、何羽おるんやろうねぇ」という話になり、数え始めました。
ごうちゃん宅野鳥の会緊急結成です。

飛び回るハト、そりゃあ、難しかったです。(笑)
80羽程度はいただろうという結論にたっしました・・・?!(ホントかよ)

夢中になってカウントする夫と私。
ごうはいつの間にか ハトに飽きていました。

切り替えが早いんだから・・・。